通貨の実質実効レートをご存知ですか?

日銀の解説によると、「特定の2通貨間の為替レートをみているだけでは捉えられない、

相対的な通貨の実力を測るための総合的な指標」とあります。

米ドルの実質実効レートは利上げを先取りする形で2014年半ばから急な上昇に

転じていました。今年に入って米国内でのドル高批判から修正が進んでいましたが、

トランプショックで再び急速なドル高に転換しました。現在のドルの実質実効レートは

1973年以降の平均である110に対して130近くと大幅な高値圏にあります。

名目為替レートでは現在1ドルが約112円ですが実質実効レートからは、

これ以上の円安ドル高になる可能性は低いかもしれません。

一方で日米金利差の拡大やトランプの公約である大型減税とインフラ投資による

米国の成長期待から円安ドル高が継続する可能性も否定できません。

1月の新大統領就任までは様子見といった感じでしょうか。