2022年1月 フラット35金利(確定)
2022/01/07
先月の12月16日に、1月のフラット35の最頻金利を予想しました。
12月から大幅に下がって、1.29%(返済期間21年以上35年以下、融資率9割以下)と
予想していましたが、少し調整して1.30%でした。
米国の利上げが予想していたよりも早めにスタートしそうです。
日本の長期金利(10年国債)もここ数日で上がってきました。
日本の場合は、それでも低い金利ですが、
景気が良くならずに金利だけが上昇するスタグフレーションの可能性もあります。
大事なのは、仮に金利が上昇しても対処できる準備をしておくことです。
変動金利は多くの金融機関で0.4%~0.6%で借りることができます。
フラット35と比べると半分くらいですね。
しかし、金利が上昇するかもしれないというリスクを抱えています。
5年間は返済額が変わらないですが、その間も半年ごとに金利は動いており、
返済額に占める元本と利息の比率が変化することもあるのです。
金利が急上昇したら計算上の利息の金額が返済額を超える可能性もあります。
その時には返済額が変わらなくても未払い利息として最終的には支払うことになります。
このようなリスクを抱えている変動金利とフラット35、
どちらを選択すべきでしょうか?
考慮しなければならないことは、
①変動金利で借りて将来的に金利が上昇した場合のシミュレーションを色々なパターンでおこない、
フラット35で借りた場合の総返済額と比較してみる。
②変動金利が上昇してきた時に繰り上げ返済ができる余裕が家計にあるかを確認する。
③そのために将来の収入と支出、預貯金の推移をまとめたキャッシュフロー表を作成する。
この過程を経て初めて、
自分にとって最適な住宅ローンの計画を作ることができます。
「金融機関やハウスメーカーから勧められたから」「変動金利で借りる人が多いから」
「変動金利は上昇した時に怖いから固定金利」
これらは全て一般論です。
人生で最大の買い物になるかもしれない住宅購入です。
後悔しないためにもじっくりと考えてから決断しませんか?
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